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のし紙・掛け紙

掛け紙・のし紙(かけがみ・のしがみ)について

贈り物を包む際に使用する紙のこと。日本の贈り物文化で使われる伝統的な包装のひとつで、1000年以上の歴史があります。
ここでは、「掛け紙」や「のし紙」の使い方や基本的な知識を簡単に解説しました。
初めて贈り物をする時や、どのような包装にすれば良いのか迷われた時の参考になれば幸いです。
ご質問などありましたらお気軽にご相談ください。

掛け紙やのし紙を使う理由

贈る目的や相手に合わせて適切なのし紙を選ぶことで、相手への配慮を表すことができます。
お祝いごとやお礼、季節の贈り物、弔事(お悔やみの贈り物)など、さまざまな場面で使われ、一目で誰からの贈り物なのか、どんな目的で贈られたのかが伝わるという利点もあります。

掛け紙とのし紙の違い

「掛け紙」とは、贈り物にかける白い紙のこと。その「掛け紙」に「のし」の絵柄を入れたものを「のし紙」と呼びます。
「のし」は、平安時代以前に貴重な食べ物として重宝されていた鮑(あわび)を薄く長く伸ばして束ねた「のしあわび」を縁起物として贈り物に添えていたのが現代に受け継がれたもので、慶事(よい出来事)の贈り物に使います。

掛け紙の基本構成と選び方

➀熨斗(のし):のしは縁起担ぎや喜びを表現するものなので、慶事の時は「有り」、弔事の時は「無し」を選びます。(例外として入院時のお見舞いの時は状況に応じて熨斗を入れることもあります。)

②水引(みずひき):「結び方」と「色」をシチュエーションに応じて選びます。

➂表書き(おもてがき):贈り物の目的を表現します(例:「御祝」「内祝」「御霊前」など)

➃名前:贈り主の名前を記載します。これにより誰からの贈り物かがわかります。

掛け紙には、表書き・名前を入れるのが基本ですが、「改まった感じにしたいけど、あまり大げさにしたくない」という時に、あえて表書きや名を入れないこともあります。

 掛け紙を選ぶポイント

昔からの慣用として大枠は決まっているので、その中から立場や状況によって最もふさわしいと思うものを選びます。